ディナークルーズはオシャレな服装で優雅に楽しみたいけれど、どのような服装で行ったらいいのか悩む方は多いのではないでしょうか？
クルーズ船で大切な人とのデートや記念日を祝うときは、スマートに行動したいものですが、船上でのディナーでは注意すべき点がいくつかあります。
東京湾シンフォニークルーズではドレスコードがありませんので、気軽にディナークルーズをお楽しみいただけますが、少しだけ服装やマナーのポイントを理解しておけば、余裕を持ってクルージングを堪能することができます。
また、夜は寒くなることがありますのでご注意ください。
防寒対策の方法や、ディナークルーズを楽しむにあたって注意しておくポイントもご紹介します。
ご自身の新しい魅力を発見できることも、ディナークルーズの魅力の一つでもありますので、ぴったりな服装でぜひクルーズを楽しんでみてください。
ディナークルーズでのドレスコードとは？
クルーズ船で夕食時以降の時間帯に設けられていることが多いドレスコードですが、
その存在意義やどんなスタイルがあるのかをご紹介します。
ドレスコードは大きく分けて３種類。船のランクによって決めましょう
ドレスコードには、大きく分けて3種類あります。
船のランクによってドレスコードが変動するため、ここでは船のランク別に解説していきます。
カジュアル船
船の規模も大きく、最もポピュラーなクラスの船です。
料金もリーズナブルで、ドレスコードも比較的緩やかです。
ファミリーでの旅行や、ご友人同士、学生旅行などで、参加されている方々が多いようです。
プレミアム船
プレミアム船は、カジュアル船よりは上のグレードで、高級感がありつつも堅苦しすぎないところが魅力の船です。
もう少し豪華なクルーズを楽しみたいときに最適で、価格帯はカジュアル船とラグジュアリー船の中間にあたります。
ラグジュアリー船
ラグジュアリー船は、いわゆる豪華客船のクルーズ船です。
費用も高額になりますが、格式が高く、サービスも最上級のものになります。
アメニティーやレストランも最高クラスで、専任のバトラーがいたりする船もあり、最高級のVIPなクルーズが楽しめます。
男女別 カジュアル/セミフォーマル/フォーマルってどんな服装？
ディナークルーズでのドレスコードは大きく分けて３種類ですが、その大まかな違いをご紹介いたします。
カジュアル
男性の場合は襟付きシャツとスラックス、女性の場合はシャツにワンピースやスカートなどのきれいめカジュアルな服装で大丈夫です。
カジュアルとはディナーにふさわしい最低限の服装を指しますので、Tシャツやジーンズ、サンダルなどは避けたほうが無難です。
セミフォーマル/インフォーマル
男性は、ダークスーツ、タキシード、女性はドレッシーなワンピースなどが最適です。
また、インフォーマルというドレスコードの時もありますが、インフォーマルの方が、よりカジュアルに近くなります。
フォーマル
男性はタキシードかダークスーツにドレスシャツとカマーベルトを着用してください。
華やかなスーツと高級感のあるネクタイなどもおすすめです。
女性は、イブニングドレスなどのロングドレスを、着物を着るときは、正絹の黒留袖振袖または華やかな柄の訪問着を着用しましょう。
なぜドレスコードは存在するの？
ドレスコードが存在する理由は、レストランなどの場所での品格を維持するためです。
乗車しているゲストも会場の風景の一部と言えます。
参加者全員が「凛として楽しい場を作る」という目的に同意いただければ、気兼ねなくご参加いただけます。
また、ドレスコードは夕食時の時間帯のみに指定されていることが多いようです。
バッグや靴・アクセサリーなど小物類の選び方は？
ディナークルーズでのバッグや靴など小物類の選び方についてご紹介いたします。
バッグの選び方は？
ドレスコードがある場合は、華やかなパーティーバッグやクラッチバックなどがお勧めです。小ぶりのものを選ぶようにしましょう。
ドレスコードがない場合は、バッグの種類は自由です。
靴の選び方は？
男性はクラシックなドレスシューズなど高級感があるもの、女性の場合はパンプスなどが一般的です。
先の細くなったポインテッドトゥパンプスや、サテンなど艶のある素材のヒールが最適です。
また、船の上では足元の安定性にも気を配るとよいでしょう。
ヒールの高い靴を履く場合は、ピンヒールより踵の太さがあるブロックヒールか、低めのパンプスの方が安定して過ごすことができます。
アクセサリーの選び方は？
ジュエリー選びの基本は上品さです。
パールやダイヤモンドを使用したプラチナジュエリーなどが適しています。
また、18時以降のディナークルーズでは、大粒のダイヤモンドや煌びやかで存在感のあるアクセサリーを追加することも可能です。
ディナークルーズを楽しむためのポイントは？
ディナークルーズをさらに楽しむために、知っておくと便利なポイントをご紹介します。
クルージングにおすすめの髪型
髪型については服装に合わせた髪型であれば特に決まりはありませんが、男性はツーブロックやアップバング、スリックバックスタイル（オールバック）などがおすすめです。
女性の場合、セミフォーマルの場合では、ハーフアップスタイルなども可能ですが、フォーマルの場合は、アップスタイルにするのが適切です。
また、クルージングの際にはデッキからの夜景も楽しみたいですよね。
風が強いと髪が乱れやすいので、特に女性は結んだ方がお手入れが楽です。
船酔い対策も忘れずに
クルージングは海が穏やかな時に出航するので、船酔いの心配はほとんどありませんが、
乗り物酔いしやすい方は、船酔い対策をしておけば、万が一の時も安心です。
ウェストや胸部を締め付けすぎない下着を選んで身に付けることや、乗り物酔いの薬を飲んでおくこと、乗船したら早めにお手洗いの場所を確認しておくことをおすすめします。
持参しておくと便利なもの
海風や、冷房で寒くなる場合があるので、薄手のボレロやショールがあると安心です。
また、ランチや夏のサンセットクルージングの場合は、日焼け止めを持参しておくと良いでしょう。
ディナークルーズの服装についてよくある質問
ここでは、ディナークルーズの服装についてよくある質問をご紹介していきます。
是非参考にしてみてください。
東京湾シンフォニークルーズでは、ドレスコードがあるの？
シンフォニーでは、ドレスコードはないため基本的にカジュアルで大丈夫です。
ディナークルーズの場合は、コース料理などをいただくこともあるので、男性は襟付きのシャツ、女性はワンピースなど、少しキレイめの服装がピッタリですよ。
季節ごとに気を付けるポイントはあるの？
夏の場合は、冷房対策を意識し外気の差で体調を崩さないようにしましょう。
また、冬の場合は、厚着になってしまいがちですが、カイロやインナーで寒さ対策を施して、スマートにドレスを着こなせるようにしましょう。
時間帯別による服装のポイントは？
ランチクルーズやティークルーズなどの昼間のクルージングでは、ドレスコードが指定されていない場合も多く、カジュアルな服装でも大丈夫です。
日差しに映える爽やかな色合いの服装などがよく似合います。
また、ディナークルーズではドレスコードを意識した上で、夜景に映えるカラーのものを選択すると良いでしょう。
喫煙できますか？
東京湾シンフォニークルーズの船内では、レストランを含め禁煙ですが、指定の喫煙スペースがございます。
お煙草を吸われる方は喫煙所をご利用ください。
子供の服装は？
子供の服装は、厳密なドレスコードが設けられていない場合もありますが、基本的には大人に合わせて清潔感のあるシャツやワンピース等を準備しておくと良いでしょう。
まとめ
ここまで、ディナークルーズの服装について解説してきました。
服装の知識は一度身につけてしまえば、どんなクルージングでも気後れせず参加できるようになります。
美しい街の夜景と海を臨みながら美味しいお食事を堪能できるディナークルーズは、素敵な時間を過ごすことができます。
大切な方との特別な思い出作りをぜひ楽しんでください。
