洋上から移り変わる景色を楽しみながら、手軽に観光ができることが魅力のクルージングですが、クルージングは雨や荒天の日でも運航しているのでしょうか。
この記事では、雨の日のクルージングの運航状況や、天気が悪くても快適に過ごせる服装のポイントについて解説していきます。
雨の日のクルージングならではの楽しみ方も紹介していくので、最後までご覧ください。
クルージングは雨で運休する?
せっかくのクルージングの日に、天気が雨になってしまう可能性もゼロではありません。
クルージングは雨で運休になってしまうのか、解説していきます。
雨で運休することはほとんどない
雨の強さに関わらず、雨が原因で運休になることはほとんどありません。
多少の雨で運航が中止されることはないので、安心してクルージングに出かけましょう。
台風や異常気象の場合は運休する可能性あり
台風や異常気象などで安全な運航が難しい場合は、航路変更や運休になる可能性があります。
このような場合は翌日や翌週に延期開催されるケースが多いです。
台風に伴う運休でクルージングが延期になってしまうことが予想される場合は、あらかじめ予備日を決めておくとよいでしょう。
オープンエアの場合は運休になる
屋根がないオープンエアの船の場合は、天候が雨だと運航が中止になります。
台風で強風が発生している場合も、オープンエアの船は運航できないので注意しましょう。
雨になった際の服装の決め方
クルージング当日が雨の場合は、天候に合わせた服装選びが重要です。
雨になってしまった場合の服装のポイントについて解説していきます。
汚れが目立たない暗い色の服にする
雨の日は泥水がはねやすいので、万が一汚れてもシミが目立ちにくいブラックやチャコールグレーなどの暗めの服をチョイスしましょう。
クルージング船のデッキや椅子はぬれているため、雨水や泥水が付きやすいです。
ホワイトやベージュ、ライトグレーの洋服を着ていくと、汚れが目立ってしまうので注意しましょう。
ぬれても問題のない素材の服を着ていったり、汚れてしまった場合の着替えを持っていったりするのもよいでしょう。
羽織れるものを用意する
雨が降ったり風が強かったりすると体感温度が低くなるので、ジャケットやカーディガン、パーカーなど洋服の上から羽織れるものを持っていくと安心です。
雨を通さない防水素材や、風を通さない防風素材の羽織ものだと防寒対策になります。
クルージング後に体調を崩さないように、忘れずに羽織ものを持参しましょう。
水の侵入が防げる靴にする
足元が雨でぬれたり汚れたりしてしまうとせっかくのクルージングが台無しになってしまうので、水の侵入が防げるレインブーツを履いていくのがおすすめです。
足がぬれた状態だと体の冷えにもつながるので、水が侵入できない靴を選びましょう。
雨がそこまで強くなければ、普通の靴に防水スプレーをしておくだけでも水が侵入しにくくなります。
雨の日ならではのクルージングの魅力も
雨の日は景色が楽しめないというマイナスなイメージが強いため、クルージング当日の天候を気にされる方は多いです。
しかし、雨の日にしか体験できないクルージングの魅力もあります。
雨でぼやけた夜景は情景たっぷりなので、普段よりもロマンチックな雰囲気です。
クルージングには窓の大きな個室もあるので、雨にぬれることなく雨の日のデートを楽しめます。
雨粒に光が反射する雨の日のクルージングで、幻想的な空間を体験しましょう。
雨の日のクルージングのトラブルを防ぐには
雨の日のクルージングでは予期せぬトラブルが発生することもあります。
トラブルを回避するためのポイントをチェックしておきましょう。
貸し切りの場合は雨でも全員が入れる船を選ぶ
大人数でパーティを開く際に、クルージングのプランによっては個室を申し込むことができますが、雨を避けるためにデッキから参加者が個室に殺到してしまうと窮屈になってしまう場合があります。
雨が降りそうな天気の場合は、参加者全員が避難できる広さの個室を選択しましょう。
狭い空間だとせっかくの景色や夜景が楽しめなくなってしまいます。
立食か着席かによっても広さが変わるため、船や個室の種類を選ぶ際に問い合わせておくことが大切です。
キャンセル料が発生するかどうかを確認しておく
悪天候によりクルージングを延期したり、中止したりする場合のキャンセル料についても事前に確認しておきましょう。
シンフォニーのクルージングでは、乗船手続きの変更・キャンセルについて、以下の規定を定めています。
- ・予約日から乗船指定日7日前まで:1名につき200円
- ・乗船指定日6日前から2日前まで:1名につき10%
- ・乗船指定日の前日・当日出航まで:1名につき30%
- ・乗船当日の出航後:1名につき100%
なお、変更の場合は乗船指定日から3日前まで1回に限り無料です。
どうしても晴れた日を希望する場合は、なるべく早めに変更やキャンセルを申し出ましょう。
クルージングプランの紹介
風のない雨の日でも通常運航が可能なのが、東京湾を巡るクルージングプランを提供しているシンフォニーです。
雨の日でも豪華な雰囲気が味わえるシンフォニーのクルージングプランをご紹介していきます。
クルージングプラン
シンフォニーでは定員450名のクラシカと定員600名のモデルナを運航していますが、どちらもオープンデッキで屋根のある場所は限られています。
ただし部屋の窓が大きめなので、船内から雨の日の景色を堪能できるでしょう。
シンフォニーでは、料理と景色が楽しめるクルージングプランを4つ提供しています。
- ・ランチクルーズ(11:50~14:00)
- ・アフタヌーンクルーズ(15:00~15:50)
- ・サンセットクルーズ(16:20~18:20)
- ・ディナークルーズ(19:00~21:30)
ランチクルーズやサンセットクルーズ、ディナークルーズでは好きな料理の種類を選ぶことが可能です。
アフタヌーンクルーズのみ、ティータイムプランからケーキセットやコーヒー付きプランが選択できます。
レストランではオプショナルプランを申し込むことも可能です。
パティシエ特製ケーキや花束、フラワーギフトなどを予約時に申し込めば、記念日や誕生日などの特別な日を盛り上げられます。
シンフォニーキッチン
豊富なジャンルの中から選べるランチやディナーの料理の中でも、特におすすめなのがフレンチとイタリアンです。
旬の食材を生かしたフランス料理は、誕生日や結婚記念日などの特別な日にぴったりです。
厳選された特選牛が味わえるプレミアム特選牛や、恋人や夫婦でコース料理が堪能できるペアマリンプランもあります。
地中海料理をシンフォニー風にアレンジしたイタリアン料理は、親しい仲間や友達と気軽に過ごしたい日におすすめです。
まとめ
今回は、雨の日のクルージングについて詳しく解説していきました。
雨が降った場合でも、台風や雷などの天災が発生しない限り、運航が中止になることはありません。
雨の日でもクルージングを楽しめるように、服装やトラブルに気を付けましょう。
シンフォニーでは、さまざまなクルージングプランを提供しています。
雨の日でも、比較的大きな窓がある個室やレストランで、クルーズの雰囲気を味わうことが可能です。
料理の種類も充実しているので、雨を気にせずに東京湾洋上で優雅なひとときを過ごしましょう。