
年に一度の忘年会は、せっかくの機会だからこそ、参加者全員が笑って盛り上がれる余興を取り入れたいところです。
しかし、「どんな余興が盛り上がるのか」「準備や進行をどう進めればいいのか」と悩む幹事の方も少なくありません。
そこで今回は、忘年会で失敗しない余興の選び方や、定番で安心して実施できるアイデア、思わず笑顔がこぼれるユニークな演出の工夫、さらには幹事の負担を軽減する方法までを、具体的にご紹介します。
参加者同士の距離を縮め、心に残る楽しい時間を演出するためにも、余興の準備はしっかりと行うことが大切です。
目次
忘年会余興は“参加型”で盛り上げよう
年に一度の忘年会を盛り上げるなら、全員で楽しめる参加型の余興がおすすめです。
見ているだけの余興より、みんなが一緒に盛り上がれる企画を取り入れることで、一体感のある思い出に残る時間が生まれるでしょう。
余興が忘年会を盛り上げる理由
忘年会は、普段話さない人とも交流できる大切な機会です。
そんな場をさらに盛り上げてくれるのが余興の存在です。
余興は、笑いを引き出しながら会話のきっかけを増やし、参加者同士の距離を縮める役割を担います。
中でも、参加型の余興は自然と会場全体が一体となり、笑顔があふれる空間に変えてくれます。
幹事としても、余興で場が和むことで進行がスムーズになりやすく、忘年会全体の成功へとつながります。
失敗しない余興準備のポイント
忘年会での余興を成功させるためには、事前準備が欠かせません。
一般的な事前準備の流れは以下のようになります。
1.参加人数・年齢層・会場の広さを確認する 2.規模や参加者層に合った無理のない余興を選ぶ 3.進行役・補助役・景品配布担当など役割を事前に決める 4.景品を用意する場合は「誰でもうれしいもの」を選定する 5.必要な備品(マイク、音響、ビンゴカードなど)を確認・準備する 6.余興の進行台本・タイムスケジュールを作成する 7.当日の進行が滞らないよう役割ごとの流れを共有しておく 8.盛り上がりすぎて進行が遅れないよう時間配分を調整する 9.万一のトラブル対応策(機材トラブル時の代替案など)も検討する |
このように、事前にスケジュールを作成しておけば、盛り上がりすぎてほかの進行に支障が出るようなこともなく安心です。
幹事が意識すべき注意点
幹事は余興の進行を担う重要な役割ですが、無理に盛り上げようとしすぎて場がしらけてしまうようなことは避けたいものです。
ポイントは、誰でも気軽に参加できる内容にすることです。
罰ゲームも度を超えると不快に感じる人がいるため注意しましょう。
また、進行を滞らせないように台本や進行表を準備しつつ、状況に合わせて柔軟に対応できる余裕を持つことが不可欠です。
定番からユニークなものまで!盛り上がる忘年会余興アイデア
忘年会余興は多種多様で、定番のものから笑いを誘うネタ系、プロを呼んで実施する本格演出まであります。
それでは、取り入れやすく盛り上がるアイデアを紹介します。
盛り上がる定番余興
忘年会を安心して盛り上げられる定番の余興は、準備が簡単で参加者全員が気軽に楽しめるのが魅力です。
ビンゴゲーム
ビンゴゲームは、忘年会の鉄板余興といえるでしょう。
ルール説明不要で誰でも参加でき、景品を用意することでさらに盛り上がります。
最近は、スマホアプリを使えばカードの配布が不要になり、進行もスムーズになります。
豪華景品やユニークな景品を用意すると参加者のモチベーションが高まり、最後の一枠を巡るドキドキ感で会場が一体となって盛り上がります。
じゃんけん大会
じゃんけん大会もシンプルながら非常に盛り上がる余興です。
司会者の「最初はグー!」の掛け声で一斉に始まり、勝ち残り戦にすれば緊張感も高まります。
最後まで勝ち残った人に豪華景品を用意することで参加者の本気度が増し、思わぬ盛り上がりを見せることもあるでしょう。
時間調整もしやすいため、余興の締めとしても使いやすいのが特徴です。
イントロクイズ
音楽好きが多い職場やチームなら、イントロクイズはおすすめの余興です。
流行曲から懐メロまで幅広いジャンルの曲を用意しておくと、世代を超えて楽しめます。
正解者にはちょっとした景品を用意するとさらに盛り上がりますし、曲に合わせて自然と手拍子や口ずさむ声が上がり、会場全体が和やかで笑顔あふれる時間になります。
笑いを誘うお笑い・ものまね系
笑いを生む余興は場を和ませ、一体感を生む力があります。
ものまね
芸人のようにクオリティの高いものまねでなくても、まったく問題ありません。
似ているかどうかよりも、全力で演じる姿勢が笑いを生み出します。
有名人はもちろん、社内の上司や同僚をモチーフにするのも盛り上がる定番ネタです。
複数人で連続して披露するなど、ちょっとした工夫を加えることで、さらに笑いが広がります。
一発芸
短時間で場を盛り上げられるのが一発芸の魅力です。
体を使った芸やモノボケ、リズム芸など、形式にとらわれず自由な発想で楽しめます。
大切なのは、恥ずかしがらずに思い切りやりきることです。
ちょっとした笑いがきっかけとなり、場の緊張がほぐれて、会全体の雰囲気もぐっと和やかになります。
即興漫才
即興漫才は、職場ネタやチームのあるあるネタを盛り込むことで親近感が湧き、笑いが生まれます。
事前に簡単な台本を用意しておくとスムーズに進められるので安心です。
漫才を披露する人が照れずに全力で演じきることで笑いを呼び込み、参加者にとって忘れられない余興になります。
プロの演出による余興
本格的に盛り上げたい場合は、プロに依頼する演出も検討しましょう。
マジック
プロのマジシャンによるマジックショーは、大人も子どもも夢中になれる鉄板の演出です。
参加者を巻き込んだマジックを取り入れると、その場が一気に盛り上がります。
非日常感を演出できるため、忘年会を特別な思い出に変えることができます。
ジャズ演奏
ジャズの生演奏は、大人の落ち着いた雰囲気を演出できる余興です。
歓談タイムに合わせて演奏してもらうと、会話が弾みつつ特別感のある空気をつくり出せます。
会場の広さに合わせた編成で依頼できるため、スペースが限られている場合でも取り入れられます。
ダンス
迫力あるダンスパフォーマンスは、会場の雰囲気を一気に華やかにしてくれる余興の一つです。
ただ見るだけでなく、簡単なステップを教えて参加型にすることで、参加者全員が自然と笑顔になり、一体感も高まります。
音楽に合わせて体を動かすことで気分も上がり、忘年会の盛り上がりをさらに後押ししてくれます。
幹事の負担を減らす方法

忘年会の幹事は参加者が楽しめる時間を演出する大切な役割ですが、準備から当日の運営まで負担が大きいのが現実です。
そこで、幹事の負担を減らしながら忘年会を盛り上げる方法を紹介します。
プロの演出サービスを活用する
プロの演出サービスを活用しましょう。
マジシャンやミュージシャン、司会進行のプロを依頼することで、演出の準備や当日の進行管理を任せられます。
特に、大人数の忘年会では進行の流れを止めず、プロならではの高いクオリティで場を盛り上げてくれるのが大きな魅力です。
幹事は、全体の時間管理や参加者対応に集中できるため、自分自身も忘年会を楽しむ余裕が生まれます。
景品準備や買い出しを代行サービスで効率化
景品の準備や買い出しは手間がかかる作業ですが、代行サービスを活用することで大幅な効率化が可能です。
ビンゴ大会やじゃんけん大会などの景品は、忘年会を盛り上げる重要な要素です。
とはいえ、選定や買い出しには時間と労力がかかります。
最近では、オンラインで景品セットを注文し、会場まで直接配送してくれるサービスも増えています。
荷物の運搬負担が軽減されるだけでなく、予算内でバランスのよい景品を一括で用意できるため、準備時間の短縮にもつながります。
会場選びで当日の準備・片付けの手間を削減
会場選びも幹事の負担軽減につながります。
音響設備やステージ、プロジェクターなどが備わっている会場であれば、機材を準備する必要がなく、スムーズな演出が可能です。
また、ドリンク・食事の準備や片付けがセットになっているプランを選べば、幹事が片付けに追われることなく、最後まで参加者と時間を共有できます。
忘年会で余興をする際の注意点
忘年会の余興は、場を盛り上げる上で欠かせない大事な要素です。
しかし、内容や進行を誤ると、場の空気が一気に凍りついてしまうこともあります。
全員が楽しく参加できて、スムーズに進行できる工夫を凝らすことこそ、幹事の腕の見せ所です。
笑顔あふれる時間にするためには、失敗を防ぐためのポイントを事前にしっかり押さえておくことが大切です。
今回は、そんな余興の企画で気を付けたい注意点を整理してご紹介します。
参加者全員が楽しめる内容を選ぶ
忘年会の余興で重要なのは、「誰も置いていかないこと」です。
年代や役職に関係なく参加しやすいビンゴやじゃんけん大会、シンプルなクイズ形式のゲームなどは、気軽に楽しめる定番の余興としておすすめです。
一方で、特定の人だけが参加する内容や、専門知識を必要とする難易度の高いゲームは、ほかの参加者が退屈しやすいため、避けたほうがよいでしょう。
全員が無理なく楽しめる企画を選ぶことで、会場の一体感が生まれ、より印象に残る忘年会になります。
タイムスケジュールと段取りをしっかり決める
余興の準備では、当日のタイムスケジュールと段取りを明確にすることが重要です。
予定時間をオーバーしてしまうと、食事や歓談の時間が削られたり、帰りの時間に影響を与えたりするおそれがあります。
事前に余興の所要時間を把握し、進行役や補助役を決めて役割分担をしておくとスムーズです。
また、景品を用意する場合はいつ配布するのか、勝敗の判定方法は誰が行うのかまで細かく決めておくことで混乱を防げます。
不快感を与える内容は避ける
余興で場を盛り上げようとするあまり、行き過ぎた罰ゲームや恥ずかしさを強いる演出をしてしまうケースがありますが、参加者の中には不快に感じる人がいるかもしれません。
年齢や立場を問わず楽しめる内容にとどめ、笑いを取る場合も無理強いはしないように注意しましょう。
悪ノリによる内輪ネタも、周囲が理解できず場が冷めてしまう原因になるため控えることが大切です。
安心して笑える雰囲気をつくるように心がけましょう。
思い出に残る忘年会はクルージングで!
忘年会を特別な思い出にしたいなら、非日常を味わえる「クルージング忘年会」がおすすめです。
いつもの忙しさやにぎやかな日常から離れ、きらめく夜景を眺めながら過ごす時間は、参加者全員にとって心に残るひとときになるでしょう。
非日常感が演出できる
船上での忘年会は、一般的に利用する場所とは違う特別な空間を演出できるのが魅力です。
海の上から眺める夜景、揺れる水面のきらめき、心地よい風を感じながら過ごす時間は、日常ではなかなか味わえません。
その場にいるだけで特別感があり、参加者同士の会話も自然と弾みます。
船でも寒くない!冬でも快適な理由
「冬のクルージングは寒そう」と心配される方もいらっしゃいますが、近年のクルーズ船は暖房設備が整っており、広々とした室内空間も備えています。
そのため、寒い日でも快適に過ごすことができるため、冬でも安心して利用できます。
デッキで美しい夜景を楽しんだ後は、暖かい船内で料理やドリンクを囲みながら、ゆったりと過ごせます。
夏の爽やかな風を感じながら楽しむクルージングだけでなく、冬も快適に過ごせる点がクルーズの魅力といえます。
一年を通じて利用できるため、大切な人との思い出づくりにも最適です。
船上忘年会ならではの演出
シンフォニークルーズの忘年会では、船上という特別な空間を生かし、ほかでは味わえない演出を取り入れることができます。
例えば、プロのマジシャンによるテーブルマジックやステージショーを行えば、参加者の目の前で驚きと笑いが生まれます。
ジャズの生演奏を取り入れれば、大人の落ち着いた雰囲気を演出することも可能です。
さらに、オプションでマグロの解体ショーを加えれば、迫力あるパフォーマンスにより会場が一気に盛り上がり、参加者の記憶に残る体験となります。
東京湾の美しい夜景を眺めながら、おいしい料理とともに過ごす時間は、非日常を感じられる特別なひとときになります。
暖房完備の快適な船内で、心に残る忘年会を実現できるでしょう。
まとめ
忘年会の余興は、参加型にすることで全員の一体感が生まれ、大きな盛り上がりを生みます。
幹事にとって準備や進行は大変ですが、プロ演出サービスや景品の代行サービスを活用することで負担を減らし、余裕を持って当日を楽しめるでしょう。
忘年会を思い出に残る特別な時間に変えるならクルージングがおすすめです。
非日常感のある空間と演出、冬でも快適に過ごせる環境が整っている船上忘年会なら、参加者全員の記憶に残る最高の締めくくりができます。
今年の忘年会は、海の上で笑顔あふれる特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。